掲載日:2018年12月2日

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2018年11月23日(金・祝)~12月25日(火)の期間、神保町本店正面入口にて
「神保町 職人の技展」と題し、神保町いちのいちで、おなじみの職人の特別な作品を週替わりで展示販売いたします。

2018年11月26(月)~12月3日(月)は万華鏡作家の小嶌淳さんと若林寛さんの万華鏡が登場。
「神保町 職人の技展」詳細はこちら
今回は若林寛さん「ディスクアバンギャルド」をご紹介いたします。

「ディスクアバンギャルド」作品解説

今回新作として発表した「ディスクアバンギャルド」は、パーラータイプ(置き型)の万華鏡では

比較的コンパクトな作品ながら、造形作家という顔も持つ作者ならではの彫刻作品のような佇まいです。

銅や真鍮等の金属素材の存在感を残しながらもゴージャスで気品ある衣装をまとったようなデザインは、

その名の通り前衛的な芸術作品のような万華鏡です。

ぜんまいを回すとベートーヴェンの交響曲第九番が流れ、メタリックでゴージャスな映像がアイホール(覗き穴)の

奥の暗闇を中で鮮やかに輝きます。

作者プロフィール


若林寛 Hiroshi Wakabayashi
日本大学理工学部機械工学科を経て日本大学芸術学部彫刻科卒業
自由美術協会展など公募展に彫刻を出品
博物館展示の造形物、からくり装置などを制作。
2000 年 制作依頼された万華鏡自動装置を開発試作中にその楽しさの虜になる。
2001 年 日本万華鏡俱楽部 日本万華鏡大賞公募展グランプリ受賞
2002 年 国際万華鏡協会(IKA)展 招待展示、
2003 年 渋谷電力館 『電気仕掛けの万華鏡たち』
    おかざき世界 子供美術博物館『ミラクルワールド万華鏡展』

2004 年 個展 銀座ギャルリーヴィヴァン
2005 年 ポーランド クラクフ万華鏡展覧会
2006 年 軽井沢 ワールドトイミュージアム 装置常設
2009 年 八王子こども科学館 大型テレイドスコープ常設
2010 年 高崎市美術館『魅惑の万華鏡展』特設展示
2011 年 京王プラザホテル 個展
2011 年 池田町 北アルプス展望美術館 特設展示
2011 年 仙台万華鏡美術館 特設展示 以降常設コーナー

【神保町 職人の技展-小嶌淳–若林寛-】
開催期間:2018年11月26(月)~12月3日(月)
神保町いちのいち 神保町店
℡03-3233-0285
営業時間10時~20時